ネットの画像で見つけたり、お店やゲームセンターで見つけたり、知人から教えてもらったり。
もにまるずファンの方々から、メールやTwitterのDMでご連絡をいただいて教えてもらうこともある。
類似品というか、完全なコピー商品だ。
今まで、Twitterでもブログでも一切この件については触れてこなかった。
気づいていないわけではない。
気づかないわけがない。
ただ、そのことについて書きたくもなかったし、考えたくもなかった。
以下、画像を載せる。
URLが付いている画像はネットで見つけた画像。
![]() |
| https://rakuma.rakuten.co.jp/item/f1215216230333500638 |
![]() |
| https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/v497716699 |
![]() |
| https://item.fril.jp/b6f6e9c7a9d6bef01a9e80f88bbd2b01 |
![]() |
| http://www.netsea.jp/shop/5215/161125-1OSR |
簡単に見つかるレベルで、これだ。
これは似ているという話ではなく、コピー商品だ。
版権もののコピーがあることは、先ほど検索して気づいた。
やわらかくて、デフォルメされた動物という程度なら、もにまるずの影響は少なからずあるかもしれないけど、
既存のものを変化させて新しいものを生み出すというのは創作の基本になるものだから、それはいいと考えている。
とあるハンドメイド作家さんから、自身の作品がもにまるずに似ていると指摘されて、心配してご連絡をくださったことがある。形状もネーミングも違ったので、全く問題はないですとお伝えした。
作ったものが似てしまうことがある、というのは十分わかっている。
それは創作につきものだから。
そういう考え方からすると、もにまるずだって、何かに似ていることになる。
ただ、コピーはダメだ。
--
ポケモンとレゴに憧れて、
無限の展開と、美しい仕組みを作りたいと思いながら「もにまるず」を作りはじめた。
もにまるずは、2007年、私が18歳の美術大学生だった頃に作り始めた作品だ。
最初は、大学の学園祭で展示するために、ひとりで作りはじめた。
もちろん、家でだ。
全然うまく作れなくて、悔しい思いをしながら改良を重ねて作り続けて、次第に協力してくれる仲間が増えた。
大学を卒業してから本格的に活動をはじめ、美大生や美大卒のスタッフを雇って一緒に制作し、たくさんのお店がお取り扱いをはじめてくださり、有名なキャラクターとの夢のようなコラボ作品もたくさん作ってきた。
大きな会社で、もにまるずのようなものを作れないわけがないけど、
あえて「もにまるず」とコラボしてくださるのは、もにまるずを応援してくださっているからだと思う。
18歳から初めて、今は28歳。
もう10年になった。
ただ10年やってきたわけではなくて、常にスタッフと一緒にクオリティを上げるための研究・実験をして、新しい技術を生み出してきた。
今では、2年前の商品は全て出荷不可となるような基準で作っている。
コストがギリギリでも、その時のベストのものを商品にしたいから。
できる限り小さな穴も埋めて、筆塗りもなるべく丁寧・繊細になるよう努めている。
もしかしたら誰も気づかないレベルのことを気にして作っている。
コストに見合わないかもしれないことまで気にして作っている。
理想のクオリティの「もにまるず」があるから。
現段階の理想の「もにまるず」のプロトタイプの技術は実は1年以上前から完成している。
でも、1個作ることと、100個・1000個と量産することは全く違う。
手間がかかりすぎて、商品にできない。
それでも、それをなんとか量産できるようにしよう思って、日々考えて研究している。
もにまるずのコピー商品を笑いばしてきたのも、全くクオリティが伴わないし、
こちらはどんどん技術を磨いて圧倒的な作品を作った方がいいと考えているからだ。
いつか、これはどうやって作っていたのだろうと思われるような作品にしたい。
ディズニーのアニメ「白雪姫」のような。オーバーテクノロジーのような。
--
コピー商品とは少し別の話になってしまったように思えるけど、ここまで書いたことが大事なこと。
こういう思いで、「もにまるず」を作ってきたし、これからも作る。
こういう思いに共感してくださった方々が、力を貸してくださり、もにまるずは続けることができている。
一緒に運営している仲間。作っているスタッフ。お店に置いてくださる店員さん。
もにまるずを激推ししてコラボをしてくださる会社の、もにまるずコラボの担当の方。
そして、もにまるずを気に入ってくださる、たくさんのお客さま!
もにまるずは日本でしか売っていないけど、海外にもファンの方はいて、わざわざデザフェスに来てくださる方もいらっしゃる。
Instagramに「もにまるず」の偽物がアップされていると、「それは偽物だから、作者の彼からもにまるずを買うべきだ!」というコメントを見つけたりして嬉しくなった。
こういう熱心なファンの方がいることが本当に嬉しい。
人と人の関係性が、作品を作り上げている。
もにまるずは、人と人の関係性で作られている。
コピー商品を作っているメーカーの方も、コピーだとわかって作っている方もいるかもしれないし、お店で取り扱いをする店員さんも、それで後ろめたい気持ちになっているかもしれない。
コピー商品が出回るのはよくあることだし、どうしようもないことなのかもしれない。
あまり誰も幸せにならない。
クオリティも、人と人の関係性も、何もかもが美しくない。
18歳から28歳まで時間のほとんどを費やしてきた、この10年間をあっという間に侮辱されたような気持ちになる。
書こうすると、悲しいのか、悔しいのか、怒りなのか、
一言では表せない、よくわならない感情がわいて、涙が出てくるし、手が震える。
だから今まで何も書いてこなかった。書けなかった。
でもこういう思いで作っているということ、それを周りの方やファンの方に知ってもらうことは必要だと感じたから、今回このように書いた。5時間もかかっている。
コピー商品が無くなることが一番の望み。
さすがに国内では出回らないだろうと信じていたのに、
どうしてもそれが難しい残念な世界ならば、
これからも「もにまるず」を作るだけ。
かわいさと、クオリティと技術と、美しい仕組みで。
「もにまるず」を好きでいてください。
特許4533962






0 件のコメント:
コメントを投稿