2014年6月28日土曜日

新章もにまるずヒストリー  〜もにまるずスタートアップ〜

大学卒業後も「もにまるず」の活動をやっていこうと決意した2010年3月、それは大学3年生の終わりの頃のことでした。就活中の会社説明会の最中に「よし!もにまるずをやろう!!」と決意したのです。この話は「もにまるずヒストリー」をお読みいただければと思います。
もにまるずヒストリー13:就職か、進学か、作家活動か。進路のこと。

鷹の台駅からムサビに行く途中には玉川上水という道があります。たくさんの木に囲まれて、舗装されていない土の上を歩く素敵な道です。1年生の頃から歩いていて、嬉しいときも悔しいときもその道を踏みしめてきました。決意した進路のことを先生に報告したいと思いながら玉川上水を歩いていたら偶然にもそこで先生にお会いしました。
挨拶をして世間話もほとんどせずに「俺、作家活動することにしました」と話しはじめました。
「まなぶお兄さんは作れる力はあるから、あとは覚悟すれば大丈夫よ」卒業生でもいろんな生き方している人がいる。技術があれば大丈夫。頑張れ。そう言ってもらえました。両親、先生に相談し、作家活動をやっていくぞと覚悟し、腹から決めた2010年大学4年生。卒業してからの作家活動に向けてのフライングスタートを切りました。

何もわからないけれど、必至に活動をしてきました。2014年現在、大学を卒業して作家活動を初めて4年目になりました。1年目の最初に、これからの3年間の目標を立てました。実に明快、収入の目標です。誰もが気になる所であり、一番大事な所である収入。先に、はっきりと言います。卒業して2年間半もの間、もにまるず事業にかかるお金の全てを自分の活動だけで補うことはできませんでした。段階的にクリアしていきましたが、つまり最初からは事業として自立できていませんでした。それが意外だろうとなんだろうと、これは事実です。
それは計算すれば簡単にわかることでした。材料費・アルバイト費用・家賃・生活費…活動をしていくにあたり様々なお金がかかります。そしてやってみないとわからない予想外のお金もかかるものです。卒業したての自分がどれだけ頑張って作っても必要な収入が得られないことは計算でわかりました。いくら体力の限界まで制作しても、です。大学4年間でさんざん作ってきたので、今の環境で自分一人で作れる限界を知っていました。もう本当に一人での制作数の天井が見えるところまで突き詰めました。現状ではもうこれ以上は無理だ、と言い切れるくらいやりました。ですから2年目、3年目の目標に届くには1年目と同じ方法や体制でいくら頑張っても届かないことが明らかでした。延長線上には無いのです。今の現実と未来の理想の差を埋める試行錯誤こそが卒業してからの3年間でした。

父の会社から投資をしてもらい、私が起業家として活動する。まさにスタートアップ起業です。父の協力のもと、もにまるずの活動は始まりました。
もにまる工房を作った話、もにまるず制作スタッフの採用、徐々に増えていく取り扱い店舗、工房の運営方法の試行錯誤、嬉しい出会い…書きたいことはたくさんあります。卒業して見えた景色は、道の無い、真っ白なところでした。すべてが手探りです。日に日に制作時間は増え、8時間、12時間、15時間、多い日は20時間…休日の概念は無くなり、休憩さえもいらなく思えてきて、寝ても覚めても制作のことを考えるようになりました。きっと自分で気がつくことができなかった色々なものを見過ごして、捨ててしまっているかもしれません。もしかしたら誰かを残念な気持ちにさせてしまっているのかもしれない。それも受け入れて、制作のために生きています。作り上げたいものがあるからです。
経験も何も無い自分ができることは全力で行動すること。毎日毎日作って、年間に100冊も200冊もビジネス書を読んで何かヒントになることは無いか必至に探して、ゆっくりでも確実に行動する、それしかありません。
今だって日々の活動で精一杯ですが、当時の気持ちや感情を忘れないように、こうして文章としてまとめておきます。いつどこでイベントしたという情報などはWEBやTwitterを遡って調べればわかりますが、気持ちや感情は流れてどこかにいってしまいます。嬉しいこと、辛いこと、苦しいこと、楽しいこと、夢みたいな出来事、たくさんあります。一年前とは真逆のことを言ったりやったりしていることも多々あります。考えは変わるものですし、変えなければ次に進むことはできません。頭ではわかっていても、感情が邪魔してくることだってたくさんあります。いらない感情と、余計な拘り、今までのやりかたを捨てる、そんな期間でした。今だってそうです。

もっともっと。
こんなもんじゃない。
必ず。絶対に。
気持ちばかり大きくて、もどかしい日々。

「もにまるずスタートアップ」は、ただ過去を振り返るのではありません。未来を作るために過去をまとめます。同じような状況の、似たような気持ちの、誰かに向けて。

もにまるずスタートアップのはじまりです。

つづく

2014年6月11日水曜日

18歳からの夢と、25歳の自分が新しい夢を見る

もにまるずの原案は18歳の時に考えて、ずっと作ってきました。
当時の自分の頭の中にあったことを現実にするために作ってきました。

もにまるず100種類の完成と販売。

2013年11月の武蔵野美術大学芸術祭で展示をさせてもらって100種類を展示することができました。
2014年5月のデザインフェスタでは100種類を販売。
2014年6月には、上野ヤマシロヤさんで100種類の販売され、一般店舗での100種類販売が達成されました。(タイミングによっては一部欠品あります)

上野ヤマシロヤさん もにまるずコーナー


100種類の完成と販売が、もう使命というか義務のようになっていて、できるかぎり優先したかったことでした。
最初の頃に色違いをあまりやらなかったのは、気持ちわるかったからです。
100のグラデーションにあてはめて作っているのに、そこからはみ出す存在がすごく気持ちわるかったのです。あとは、うす紫の「もぐら」がいるのに、うす紫のうさぎを作ったら、もぐらに失礼な気持ちになったのです。すこしずつ種類が増えていくにつれて色違いを解禁していったのです。それでも必然性のある色違いしか作りませんでした。

実際に作っているのは今の自分だけど、考えたのは18歳の自分。あの時の自分の言うことを聞いて作ってるだけなんだなと思います。それがシステムです。もちろん、修正したり直したり、方向の変化も少しはあるけれど基本的には従っています。
こんなことしたら18歳の時の自分に怒られないかなと思いながら色々と作っていました。

もにまるず100種類の完成と販売が達成された最近、少し解放された気がします。
心の中にいた18歳の自分の影が薄くなったような。強烈な念の塊のような何かが。何年も練られて執念だか執着だか夢だかなんだかわからないようなとにかく強いエネルギー。それが無くなるわけではなく、それが巻き付くのをやめて、やわらかくなったような。そのエネルギーは決してわるいものではなく、とても大切です。

あの時に夢見たことを現実にするために、作って作って作りまくってきました。
18歳の自分、大学1年の自分には壮大で途方も無かったようなことでした。
100種類の完成と販売を達成するには1人では相当大変なことはわかっていました。できたとしても膨大な時間がかかると。どんなに時間がかかっても1人でもやってやると作っていたら、気がついてみると今は多くの仲間と一緒に活動しています。

さて、今度は今の自分が、25歳の自分がまた壮大で途方もない夢を見る番です。
夢を見るのにもエネルギーが必要です。少しずつ、少しずつはっきりさせている最中です。

ありがたいことに、今、新しいお話がたくさん来ています。
まさに18歳の頃から夢見ていたことが現実になりそうです。
すごく楽しみなお話です。

全力で作ります。


ヨコハマハンドメイドマルシェ2014に参加してきました

6/7(土),6/8(日) ヨコハマハンドメイドマルシェ2014
ハンドメイド作品を作る作家さんたちが集まるイベントです。

もにまるずも1ブースお借りして出展してきました。
5月のデザインフェスタでは100種登場しましたが、今回は80種類くらいでした。
それでもかなりの種類なので、ブースの上に乗り切ってません。
限定は2種類つくりました!


横浜限定「レンガうさぎ」

横浜限定「シュウマイの妖精」


今回も、もにまるフレンズの方々が朝からいらしてくださって、雨が結構すごかったのに本当にありがとうございました!これからも楽しいものを作ります!!

ハンドメイドマルシェは初参戦。
わりとのんびりしたイベントだったので、色々見てまわることができました。アクセサリーが多く、全体的にクオリティが高かったです。
すでにお店で販売していたり自分の工房を構えて制作していたりするような作家さんが多いイベントでした。

木製の動物作品、エッセンシャルオイルを使った石けん、牛革を使ったノートなどを買いました。あと食品も売っていたのでポップコーンを買いました。

こうして見ていると、ものを作る人はひしめいているんだなと思うし、プロとして活動している人もたくさんいるので燃えてきます。まわりながら気になった作家さんとお話したりできました。

「作りたいな」と心底思いました。

毎日作っているけど、そうじゃなくて。もっとつくりたい。
もにまるずも、もっと作りたいし、
いろんなものも作りたい。

もっともっと身を削るように作りたいな、と。

いつか3作品(3ブランド)くらい同時にブースを出したいものです。