2014年11月20日木曜日

8年前のヒューマンアカデミー

今日、高田馬場を通りました。午前の打ち合わせを終えて、お昼を食べて午後の打ち合わせに向かう途中のこと。
高田馬場に来たのはいつぶりだろうと考えながら歩いていたら、目に入ってきた建物が全てを思い出させてくれました。
高校3年生ぶり。そこにあったのはヒューマンアカデミー。




高校2年で美術系に進もうと決めて予備校に通い始めて、大学や専門の資料を取り寄せたりしはじめました。3年になってムサビやタマビを目指すことに決定。

あるとき、電話がかかってきました。ヒューマンアカデミーという専門学校からでした。以前に資料請求をしたのでしょう。
「お話を聞きに来ませんか」という内容の電話で、そのとき既にムサビに行きたいと決めていて「いえ、すみませんがムサビに行くんで…」と。内心「いや、だからヒューマンアカデミーは行かないよ」と思って電話で色々話をしていたんですが、電話をしてきてくれたお姉さんがとても親身に聞いてくれて「ムサビを目指すのはとてもいいことだし、応援します!ヒューマンアカデミーを受けないのはわかったので、デザインの世界のことを少しでも話せたらと思うんですが、一度来ませんか?」という内容のことを言ってくれました。「俺は絶対にムサビに行くのに何でこんなに親切なんだろう」と疑問に思いました。
ここまで言ってくれるのは電話のお姉さんが人間的に親切だったのはもちろん、自分が「浪人する」という可能性もあるから仕事としてここまで言ってくれていたのかもしれませんが、当時の自分は完全無欠の自信があり絶対に受かると思っていたのでこのお誘いがただただ疑問でした。(結果的にムサビに受かりました)

高田馬場のヒューマンアカデミーで対応してくれたのは電話と同じお姉さん。
これからどういう事がしたいのか、デザインにはどんな分野があるのか、活躍してる人にはどんな人がいるのか、そういうことをたくさん話してくれました。デザインでやっていく厳しさの部分も話してくれました。イラストレーターやフォトショップというソフトはなるべく早いうちに触っておきなね、と言われました。
話を聞いていたら、夢が具体的に見えてきて、どんどんやる気が出てきました。「話しているうちに、なんか最初と目つきが変わったね」とお姉さん。
本当に心に火が着いた瞬間でした。「自分の事務所を持ちたいんです」と夢も語りました。色々話を聞いて最後にこう言ってくれました。
「頑張ってムサビに入って勉強して、いつか自分のブランドを持って成功してね!!ここまで熱い渡部くんなら絶対に成功するよ!!」
と言ってくれました。まだ何もない自分をここまで肯定してくれたのが本当に嬉しくて、それからこのお姉さんに言われたことを思い出しながら、ありえないほど頑張って受験をして、受かって、大学生活をおくりはじめました。
大学生の時も、言ってもらえた言葉を何度も思い出して頑張って制作を続けていました。

最近は、このことを思い出すことがなくて忘れかけていましたが、今日ヒューマンアカデミーの前を通って全部思い出しました。

小さいながらも「もにまる工房」をという自分の事務所を持って、まだまだ発展途上だけど「もにまるず」というブランドを持って、ヒューマンアカデミーの前を通りました。

今日背負っていたリュックは、高校生の頃からずっと使っているグレゴリー。
参考書とターゲット1500の英単語帳を入れていたリュックには、今はもにまるずとmacbookが入っています。

まだまだ、これからなんだけど、8年ってデカいなと思いながら、強烈に火をつけてくれたあの日のお姉さんに改めて感謝しております。

もうヒューマンアカデミーにはいないかもしれないけど、もしかしたら何かの縁でこのブログを見てくれるかもしれないので言います。


アベさん、8年前はありがとうございました。がんばります。

2014年11月3日月曜日

もにまるず新スタッフ歓迎会

2014.11.2

10月に11名の新スタッフが加わり、スタッフは25名になりました。




準備や料理はスタッフのあさのとかやのがやってくれました。
いつも本当にすごい腕前なんだけど、今回は食器や食材の調達から準備、料理まで全てお願いしたら見事な会を作り上げてくれました。渡部の自宅にて。


もにまる工房では普段はミーティング的な事は一切無いので、これまでの話、これからの話をしました。
もにまるずの学生時代の話をまとめた「もにまるずヒストリー」は基本的には全員に読んでもらっています。
卒業後の簡単な流れ、最近の成果、そしてこれからの話をしました。

もにまる工房を構えて4年目。だんだんと大所帯になってきました。
なんでこんなに人が多いか。
理由としては仕事量が増えてきたのが一番ですが、もうひとつの目的はスタッフひとりひとりの負担にならないようにするためです。アルバイトが忙し過ぎて学業に支障が出るとかよく聞きますがそれでは本末転倒です。
もにまる工房では、自分の働きたい日に、自分の働きたい時間だけ働いてもらう方式です。そのために多くのスタッフがいます。

美大生スタッフを雇うことに対して、強い想いと信念があります。

美大生の「作りたい」という気持ちがわかる雇用主はもちろん世間には少ないし、なんなら展示するのに芸祭前にシフト入れてたら「働いてる場合じゃないでしょ、芸祭やりな」って言うし、美大生アルバイト論について語ると長いので別の機会に書くかもししれません。

学生は学業に専念してほしいし、遊ぶなら遊んでほしいし、芸術祭や自分の創作活動を頑張ってほしい。簡単に言うと「スタッフには自分の事を最優先して学生生活を送ってほしい」ということです。

それを実現するために学生の時に思い描いていた理想のアルバイトの条件になるべく近づくようにしています。



さて、そんなこんなで新スタッフが入りました!
もにまるずを仕事として成功させること、
スタッフにとって良いアルバイト先になれるよう、がんばります!

これからも、渡部学と、もにまるずをよろしくお願いします!!