2017年5月13日土曜日

「もにまるず」の類似品について思うこと

最近、「もにまるず」の類似品が目立つようになってきた。

ネットの画像で見つけたり、お店やゲームセンターで見つけたり、知人から教えてもらったり。

もにまるずファンの方々から、メールやTwitterのDMでご連絡をいただいて教えてもらうこともある。

類似品というか、完全なコピー商品だ。

今まで、Twitterでもブログでも一切この件については触れてこなかった。

気づいていないわけではない。
気づかないわけがない。

ただ、そのことについて書きたくもなかったし、考えたくもなかった。

以下、画像を載せる。

URLが付いている画像はネットで見つけた画像。



https://rakuma.rakuten.co.jp/item/f1215216230333500638

https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/v497716699

https://item.fril.jp/b6f6e9c7a9d6bef01a9e80f88bbd2b01


http://www.netsea.jp/shop/5215/161125-1OSR



簡単に見つかるレベルで、これだ。

これは似ているという話ではなく、コピー商品だ。

版権もののコピーがあることは、先ほど検索して気づいた。

やわらかくて、デフォルメされた動物という程度なら、もにまるずの影響は少なからずあるかもしれないけど、
既存のものを変化させて新しいものを生み出すというのは創作の基本になるものだから、それはいいと考えている。

とあるハンドメイド作家さんから、自身の作品がもにまるずに似ていると指摘されて、心配してご連絡をくださったことがある。形状もネーミングも違ったので、全く問題はないですとお伝えした。

作ったものが似てしまうことがある、というのは十分わかっている。
それは創作につきものだから。

そういう考え方からすると、もにまるずだって、何かに似ていることになる。


ただ、コピーはダメだ。

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ポケモンとレゴに憧れて、
無限の展開と、美しい仕組みを作りたいと思いながら「もにまるず」を作りはじめた。


もにまるずは、2007年、私が18歳の美術大学生だった頃に作り始めた作品だ。

最初は、大学の学園祭で展示するために、ひとりで作りはじめた。
もちろん、家でだ。

全然うまく作れなくて、悔しい思いをしながら改良を重ねて作り続けて、次第に協力してくれる仲間が増えた。

大学を卒業してから本格的に活動をはじめ、美大生や美大卒のスタッフを雇って一緒に制作し、たくさんのお店がお取り扱いをはじめてくださり、有名なキャラクターとの夢のようなコラボ作品もたくさん作ってきた。

大きな会社で、もにまるずのようなものを作れないわけがないけど、
あえて「もにまるず」とコラボしてくださるのは、もにまるずを応援してくださっているからだと思う。


18歳から初めて、今は28歳。
もう10年になった。

ただ10年やってきたわけではなくて、常にスタッフと一緒にクオリティを上げるための研究・実験をして、新しい技術を生み出してきた。

今では、2年前の商品は全て出荷不可となるような基準で作っている。
コストがギリギリでも、その時のベストのものを商品にしたいから。

できる限り小さな穴も埋めて、筆塗りもなるべく丁寧・繊細になるよう努めている。

もしかしたら誰も気づかないレベルのことを気にして作っている。
コストに見合わないかもしれないことまで気にして作っている。

理想のクオリティの「もにまるず」があるから。


現段階の理想の「もにまるず」のプロトタイプの技術は実は1年以上前から完成している。
でも、1個作ることと、100個・1000個と量産することは全く違う。
手間がかかりすぎて、商品にできない。

それでも、それをなんとか量産できるようにしよう思って、日々考えて研究している。


もにまるずのコピー商品を笑いばしてきたのも、全くクオリティが伴わないし、
こちらはどんどん技術を磨いて圧倒的な作品を作った方がいいと考えているからだ。

いつか、これはどうやって作っていたのだろうと思われるような作品にしたい。
ディズニーのアニメ「白雪姫」のような。オーバーテクノロジーのような。

美しいものを作りたい。


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コピー商品とは少し別の話になってしまったように思えるけど、ここまで書いたことが大事なこと。


こういう思いで、「もにまるず」を作ってきたし、これからも作る。

こういう思いに共感してくださった方々が、力を貸してくださり、もにまるずは続けることができている。
一緒に運営している仲間。作っているスタッフ。お店に置いてくださる店員さん。
もにまるずを激推ししてコラボをしてくださる会社の、もにまるずコラボの担当の方。

そして、もにまるずを気に入ってくださる、たくさんのお客さま!

もにまるずは日本でしか売っていないけど、海外にもファンの方はいて、わざわざデザフェスに来てくださる方もいらっしゃる。
Instagramに「もにまるず」の偽物がアップされていると、「それは偽物だから、作者の彼からもにまるずを買うべきだ!」というコメントを見つけたりして嬉しくなった。

こういう熱心なファンの方がいることが本当に嬉しい。


人と人の関係性が、作品を作り上げている。

もにまるずは、人と人の関係性で作られている。



コピー商品を作っているメーカーの方も、コピーだとわかって作っている方もいるかもしれないし、お店で取り扱いをする店員さんも、それで後ろめたい気持ちになっているかもしれない。


コピー商品が出回るのはよくあることだし、どうしようもないことなのかもしれない。

あまり誰も幸せにならない。

クオリティも、人と人の関係性も、何もかもが美しくない。

18歳から28歳まで時間のほとんどを費やしてきた、この10年間をあっという間に侮辱されたような気持ちになる。

書こうすると、悲しいのか、悔しいのか、怒りなのか、
一言では表せない、よくわならない感情がわいて、涙が出てくるし、手が震える。

だから今まで何も書いてこなかった。書けなかった。

でもこういう思いで作っているということ、それを周りの方やファンの方に知ってもらうことは必要だと感じたから、今回このように書いた。5時間もかかっている。





コピー商品が無くなることが一番の望み。

さすがに国内では出回らないだろうと信じていたのに、
どうしてもそれが難しい残念な世界ならば、
これからも「もにまるず」を作るだけ。

かわいさと、クオリティと技術と、美しい仕組みで。


「もにまるず」を好きでいてください。






特許4533962


2017年3月19日日曜日

美大4年生もにまるずスタッフが卒業しました

2017年3月15日 もにまるずスタッフ卒業もに会2017をしました。


料理もスタッフの手作りです!


今回の料理のテーマは中華!

本当に、料理が上手な人はすごいな〜と毎回思います。

今回は、渡部はチャーハンを作りました。
普段、全く料理をしないので、チャーハンを作っただけで拍手喝采してくれました。(ありがとうございます)



今年の4年生は11人。過去最大の卒業でした。

2年、3年も働いてくれたスタッフもいて、今まで色々なことを一緒に見てきてくれたスタッフの卒業は感慨深いものがあります。

2014年にコラボしたAYAMOさんとのコラボから、色々なコラボがどんどん決まり、RODY、ぼのぼの、カピバラさん、、と始まり、2017年の今に至ります。

3年間、たくさんのコラボをしてきて、たくさんのもにまるずを作ってきたのが、このスタッフたちです。
たくさん作るため、クオリティを上げるため、数え切れないほどの試行錯誤を繰り返しながら一緒に作ってきました。

このメンバーが、今までの「もにまるず」と「もにまる工房」を作り上げてきました。

美大に通いながら、つくること、生きること、たくさん考えて、悩んできたのだと思います。

自分も美大を出ているので、そういった面で、少しでも何か力になれていたならば嬉しいです。

新しい仕事に就く人、進学する人、それぞれの道に進んでいきます。


これからも、考えて、悩んで、つくり、生きていくのでしょう。

たくさんの言葉を伝えたいけど、大切なひとつのメッセージを込めて、卒業生だけに贈る「もにまるず」をつくりました。今までの試行錯誤と、技術の結晶の作品です。







やわらかく、つよく、生きてください。





ご卒業、おめでとうございます!!



2017年1月27日金曜日

丸っこいキャラクターストラップを100個から製作する「キュートポン」というサービスを始めました

キュートポンはオリジナルの作品を対象としております




このサービスは、私の体験や、まわりの作家さんのことを考えながら立ち上げたサービスです。

自分で考えたキャラクターが生まれると、そのキャラクターを使っていろいろなグッズを作ってみたくなるものです。ステッカー、Tシャツ、ポストカード

次第に、フィギュアや立体ストラップをつくってみたいと考えるようになります。

立体なんて作れるのかな、、

ネットで調べてみると、
ストラップを量産しようとすると型代だけで数十万円ほど
最低でも500個や1000個からの生産…そんなにいらない
型代と商品を合わせると50万円ほどかかってしまう

とてもじゃないけど、手が届かない

今までハンドメイド作家をやってきて、在庫を抱える不安と共に生きてきました。
そもそもそんなお金も無いよ〜というのも体験してきました。


作家にとっては、単価は少し高くても、最終的な金額を抑えることが何よりも大事です。

50万円で1000個(単価500円)作るよりも、
79800円〜で100個(単価798円〜)作る方が現実的です。



イベントをメインに活動している作家さんの場合、
会場販売+通販で売り切れるくらいの数量(100個〜)から作れれば作家としてはとても助かります。

また、単価が少し高いとしても、イベントなら販売手数料も無いので、少し利益が出る程度の金額を設定して販売すればいいのです。

そんなサービスがあればいいと思い「キュートポン」を始めました。


なんで、そんな低価格でできるのか。
「丸っこい」に特化することで様々な費用をカットできるからです。
また、3Dで原型を作って、画像の段階で監修をしていただくからです。
大きさも20〜23mmの間に、限定させていただきます。

キュートポン価格で実現するために、丸っこくデフォルメさせていただきます。
魅力を生かしながら丸っこくデフォルメするという技術は、自身のキャラクターである「もにまるず」で、たくさんのキャラクターとコラボさせていただいた経験を生かすことができれば、と考えております。


自分で考えたキャラクターが、立体になって、手に取れる。
そして、気に入ってくれた方に、作品としてお届けできる。

これは、創作をする人にとって、心から嬉しいことなのです。

自分と同じような思いをしている作家さんにこのサービスが届き、
丸くてかわいい(キュート)な作品を、お手軽に(ポン!っと)生み出していきたいです。

イベントで販売するグッズとして。
会社やサークルで配るノベルティとして。
ストラップをつけずに、アクセサリーやバッグなどのチャームとして。

キュートポン。

どうぞよろしくお願いいたします。


株式会社ワンダーマーク
渡部学


2016年12月31日土曜日

渡部学&もにまるず 2016!!

いや〜〜〜〜〜2016年もおしまいですね!!!

今年は何をやってきたかな〜と思って写真を整理しました!
いろいろやってきたのも、これも今年だったのか!と、すでに忘れかけてしまっていたので、まとめておきたいと思います!!

コラボ2016 !!

今年も、たくさんの素敵なコラボをさせていただきました!!

1月


3月


 4月


4月


5月


こちらも5月!


6月


7月


8月


11月と12月!!


12月!!



サンリオコラボ 2016 !!

サンリオキャラクターズ×もにまるずの、グッズ展開がたくさんありました!
夢みたい!!



そして、12月から2017年の2月12日まで、サンリオキャラクターズ×もにまるずのコラボカフェがオープン!!
新宿ルミネエストのヴィレッジヴァンガードさんのカフェです!!!
すごい!!!




グミも出ました!!セブンイレブンで買えます!!
めっちゃ買ってます!!!!!嬉しい!!!!!!!


渡部の活動2016 !!

さて、渡部の活動もあります。
長いブログですね、すみませんね。

1月〜2月は、もにまる工房の作業改善を徹底的にやりました。アニュアル化、ロット管理、生産性の向上。
「その話はやめてください、思い出したくないです」とスタッフが言うほど、キツい日々でした。そのかいあって、上記の連続コラボを実現できたのです!いや〜きつかったね。

5月
表参道polygonにて、若手アーティストを集めた展示の企画をさせていただきました。メインビジュアルのグラフィックやポスター、DMなどもデザインしました。




そして、アーティストとしても参加させていただきました。
もにまるずが住む「やわらかい世界」を制作しました。



8月 「ミャンコロピヨコッコ」という漫画を描いて、コミティアに出しました。


中学・高校時代、人生において漫画を描き始めては完成せずに挫折、ということを繰り返してきたので、ここでその流れに終止符を打ったのです。漫画を一冊、完成させたぜ!!


あと、8月は台東区のビジネススクール「台東スタートアップ創業スクール」に通って、ビジネス立ち上げの基本を学んできた!
全7回あったけど、皆勤賞だったぜ〜〜!!暴風雨の日も行ったからな!!!
ビジネスプラン発表会では1位をいただきました〜〜!いえ〜〜い!!

キュートポンというサービスを立ち上げました!
100個から、丸っこいキャラクターのオリジナルストラップを作ります!!


9月 「Life & Create」



「Botanical (植物) 」をテーマにした作品が集う。 美大生・美大卒のクリエイター 27名による「Life & Create -Botanical-」 展 を開催しました。
こちらは、100%渡部プロデュースの企画です。






メインビジュアルからDM、ポスター、展示運営、何からなにまで自分でやったので、体がちぎれるかと思いましたね!!次は誰かやって!!

学生もにスタッフに向けて、スピード感を見せつけて、あえて頻繁に締め切りを設けまくって「これがグループ展のやり方だ!!」と伝えるための体力勝負の展示でした。

たくさんの方が遊びに来てくださり、そして、もにまるずスタッフと一緒に展示をするのが夢だったので、本当に嬉しかったです!!みんな、ありがとう。


そして、これまた9月に、母校である武蔵野美術大学で講義してきました!!
今年で2回目です!
母校で講義をするのが夢だったので、学生時代からずっと写真とか記録をとっていました。


学生時代から、もにまるずを作り続けた話をしました。
この講義で3人の熱いメッセージをくれた学生から連絡をいただき、スタッフになりました〜!

今年も、配布用の冊子を作りました!!
イラストレーションは、武蔵野美術大学卒のイラストレーター「かざまりさ」さん。
いつもありがとうございます!!




10月
2014年から2015年にかけて、アームレスリング大会に出てみたり、筋トレをしてトレーニング雑誌のTarzanに掲載されたりしたことを1万文字くらいでまとめたエッセイ本を書いて、コミティアで販売しました!需要の無さ!!買ってくれた方々、本当にありがとうございます!!


11月
1年ぶりのデザインフェスタに出展!!爆裂新作を出しました!!!











やっぱり、デザフェスは最高!!!!!!


こんな感じの2016年でした!!!

もちろん、この他にも、いろいろな限定品を作ったりもしました!!

お気に入りはこれ!

東京駅に期間限定ワゴンショップも登場しましたね!!




さて、2017年1月1日には、「ぐでたま×もにまるず」が発売です!!!!!





2016年、楽しかったです!!!!!

盛りだくさんだったな!!!!!!!

いつも応援してくださるみなさま、
もにまるずを作ってくれているスタッフのみんな、
もにまるずを運営をしてくださる方々、
本当に、本当に、ありがとうございます!!!!

2017年も作ります!!!!!

よいお年を!!!!


【関連記事】渡部学2015!!!!!!!
https://watabemanabu.blogspot.jp/2015/12/2015.html