2014年9月20日土曜日

何か始めるのに遅すぎるということはないが、他人との勝負はもうついている

カーネルサンダースさんは65歳でケンタッキーフライドチキンを立ち上げ、展開をはじめました。この話から「何か始めるのに遅すぎるということはない」ということがしばしば言われます。確かに、何か始めるのに遅すぎるということはないと思います。

ただし、彼は65歳までに猛烈な人生を歩んでいます。
10歳から農場で働いて、路面電車の車掌をやり、軍隊に入り、その後は鍛冶見習い、機関士になったかと思えば、弁護士になります。そして保険のセールスマン、フェリー会社を設立、その後、別の会社も設立。ガソリンスタンドを経営、レストラン、モーテルも経営。
そして色々あって、無一文になって、そこから65歳でケンタッキーを始めます。
5回分や6回分の人生を1回に詰め込んだような波乱万丈な人生です。

「わしゃチキンを焼くのが得意じゃ。どれ、ひとつチキンのお店でも始めてみようか」なんて話ではないわけです。料理好きのおじいさんが、いきなり世界でフランチャイズ展開なんてできるわけありません。土台がまったく違います。

何か始めるのに遅すぎるということはないですが、もう他人との勝負はついているのだと思います。

「何か始めるのに遅すぎるということはない」という言葉は、自分個人での話です。
「もうスポーツを始めるには遅いかな…」というのに対しては「何か始めるのに遅すぎるということはない」と言えます。自分がやるかどうかの話ですから。

まったくの初心者で「プロスポーツ選手になるのは遅いかな」っていうのに対しては「99%もう遅い」のです。そこで戦うには、あまりにも積み重ねてきた土台が違うからです。ほとんどの場合、他人との勝負はもうついているのです。

趣味はどんどん始めたらいいと思います。思い立った瞬間に道具を注文する勢いでいいのです。

ただし本職は、どんなに頑張っても追いつけないような圧倒的なパワーでどんどんどんどん先に進んでいる人がいることを感じながら生きていきたいと思います。
少しでも追いつこうと思うのであれば、それは並のことではないのですね。

そんなことを思った「カーネルサンダーズの教え」はオススメの一冊です。


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