2013年6月22日土曜日

ムサビ生の方へ!!

夏休みに福島で開催する、工作ワークショップを一緒に企画してくださる方・事前準備を手伝ってくださる方を探しています!
ムサビ生 4〜6名程度(学年学科は問いません)

内容:美術に興味のある福島の中学生を対象に「ものを作る楽しさ」を伝える工作教室を行います
実施日:2013年8月10日(土)
会場:福島市産業交流プラザ

福島市はものづくりが盛んな地域であり、ものづくりの歴史と可能性・魅力について再発見し関心を深めるというテーマのもと、福島市では以前から「ものづくり教室」を開催してきました。
今回は夏休みの特別企画で武蔵野美術大学とを共同で企画をすることになりました!
福島市の製造業・工芸の歴史とを事前に学んで、それらを盛り込んだ工作ワークショップを企画してゆきます。

現在は視覚伝達デザイン学科の先生と企画を考えていて、今後一緒にこの企画を進めてくださるムサビ生を4〜6名を探しています。(学年学科は問いません)


企画準備と実施日に来れる方、もしくは当日これなくても事前準備だけお手伝いできるよ!という方も大歓迎です!!
福島に行く交通費は支給されます。

事前準備でこういう感じの模型を作ります!


作業自体は簡単ですが膨大な作業量です!(どうか助けて下さい…)

ほんの少しでも気になったらぜひ気軽にTwitterにリプライ・DMか、以下へメールをお願いします!

メール:moni-staff@monimals.net

6/25(火)までにご連絡をいただけると嬉しいです!
夏の予定がよくわからない方もその旨を伝えて頂ければOKです!

内容とは関係ないですが、作家活動はこういう感じだよ〜というお話も少しはできます。
つくることが好きな方!ぜひ、一緒に作りましょう!
よろしくお願いします!!

渡部学


(どうか…ぜひとも!!)

2013年6月15日土曜日

もにまる芝生の作り方!

もにまるずは、芝生の上に置いておくのが最適です。動物ですから!

あと、もにまるずは材料の性質上、置いておくと油分を出してしまいます。
大切な書類やキレイなガラスの上に置いてしまって油シミがついてしまったら大変です。それを防止するために、ぜひ芝生に置いてもらえたら嬉しいです!(ほんとの理由)

それでは、もにまる芝生の作り方をご紹介します!

片面にのりが付いていて貼ることができるパネル「のりピタJr. 3mm厚」と
芝生「グランドマット GM-4 秋の緑」を用意します。(3色ありますが秋がオススメ)
芝生は世界堂などの建築模型コーナーでよく販売されています。



作りたい分のパネルを切り出します。定規とカッターを使います。
パネルの裏の線を利用しましょう。

キレイに切るポイントは、一度で切ろうとしないでスーッ…スーッ…スーッ、と何回かに分けて少しずつ深く切ります。

パネルよりも少し大きめに芝生を切り出します。
芝生の端っこは後で切るので、フリーハンドで切っても大丈夫です。

パネルの紙に2本の切り込みを入れて、マス目の書いてある紙をペロっと剥がします。

パネルからはみ出さないように芝生を乗せます。

紙を剥がします。

貼ります。

反対側も紙を剥がします。

こちらも貼ります。

全面貼れました。

ひっくり返して、少しはみ出た部分の芝生を切ります。


切れました!

いちおう完成!

さらに丸みをつけたい場合。
好きな大きさの丸いものを探します。

今回はベビーパウダーのフタ。
これを定規にしてカッターで切ります。
ここも同じく、一度に切ろうとしないで、最初は傷をつけるくらいの浅さで切って少しずつ3〜4回に分けて切ります。

四角を切りました!

じゃん!角丸の四角の芝生です!

完成!!

もにまるフレンズの皆様も、ぜひ芝生を作って飾ってみて下さいね!





2013年6月10日月曜日

システム萌えと同じものをたくさん作ることへの憧れ

もうすぐ夏の今、畑を見るのがとても好きです。
生き物なのに、整列している美しさがあります。



私は小さな頃から、同じ物モノが整然と並んでいる様子や、システマチックにモノが作られていく様子を見ることが大好きでした。
それは今も同じで、自分の制作にも大きく関係していると感じているのでここにまとめておこうと思います。

幼稚園や保育園には通っていなかったので、小学校へ入学するまでは家で遊んでいることがほとんど。トミカをひたすらキレイに並べてるのが好きで、よく「渋滞」を作っていました。本物の車からから見る渋滞も良く、赤いランプが並んでいて「なんとなくいい光景だな~」と思っていたこともあります。
レゴブロックで遊ぶこともかなり多く、ぴったりハマることが楽しくて2×4のブロックと2×2のブロックの関係性が特に大好きでした。
http://www.brickers.jp/
http://www.brickers.jp/

「これ1個は、これ2個分!」これが実に気持ちいいのです。
レゴブロックは、ものを作る「システム」そのものです。


あとは立方体と正方形を好んでいて、サイコロキャラメルは最高のモノでした。同じ立方体の箱が何個もあり、そして中には立方体の半分の大きさのキャラメルが2個入っているのですから、ぴったり好きにはたまりません。
サイコロキャラメル


幼い頃はこのような育ち方をして、システム大好き・左右対称が大好き少年になったのです。

同じものをたくさん作ることに感動した決定的だった事は中学時代の園芸屋さんでの職業体験でした。花屋さんというよりも、花を温室で育てて出荷するので農業に近い仕事です。
全てが整然と並んでいて、いたる所に日付がふってあり、とにかくシステムがきっちりしていて圧倒されました。なんて気持ちがいいのだろうと感じていました。花という「生き物」を同じようにたくさん育てることができるシステムに深く感動したのです。市場の競りまで同行させてもらったので「これが、ものを作るって売るということなのだ」と実感したのです。

一番衝撃だったのは「治具」の存在です。
それに出会ったのは、大量の小さな芽を別の植木鉢に移し替えていく仕事でのことです。植木鉢の土に指で凹みをつけて芽を入れます。でもそれでは遅いとおじさんが持ってきたのが、並べた植木鉢に一気に凹みをつけるための木製の治具です。作りは単純で、4×5個に並んだ植木鉢の上に、4×5本の短い棒がついた板を乗せるだけのもの。
しかし、これが衝撃的でした。
「ローテクなくせに、なんだこの効率の良さは!」と驚いたのでした。

その中学生は、今では毎日手作りフィギュアを整然と並べて作っています。ちょっとした治具もあります。
手作りにこだわっているくせに実は同じものが作れないことを嫌っていて、もにまるずの模様があるキャラ(キリンなど)も模様が同じ位置になるようにガイドがあります。「この世に1個」よりも「この世に50個」のほうに魅力を感じます。1品ものはほとんど作らず、基本的には複製可能なものを作る傾向にあります。同じもを作ることができるのが好きという一方、自分の手元になくなってしまうのが嫌いなのかもしれません。

最近はマクドナルドやサイゼリヤのシステムの話が自分の中でアツいです。
村上隆さんの工房システムにも興味津々です。

小さい頃からの、整列好き、コレクション好き、同じものを作ることへの憧れが今の作品作りに大きく影響しています。

こんな事を思いながら、畑を眺めたりして、今日も明日も作ります。


2013年5月28日火曜日

もにまるずヒストリー17:2010年10月 最後の芸術祭

2010年4月から大学4年生になり、初のデザフェス出展、箱根彫刻の森美術館での販売、そして卒業後に作家活動をするにあたっての「もにまるず」の権利化を進めました。

もにまるずヒストリー16:作家活動に備えて、もにまるずの権利化

8月に箱根彫刻の森美術館での若手作家コーナーでの販売があり、9月から売り場を通常のコーナーに移動しレギュラー商品入りをさせて頂きました。

夏休みは箱根での販売、卒業制作の準備、先生からの紹介で目黒区美術館でのnaef展のお手伝いのアルバイトやらせてもらったり、銀座で木製玩具作品の展示などなど、てんこ盛りであっという間に終わってしまいました。

夏が終わり涼しくなってくると芸術祭がやってきます。
最後の芸術祭です。

もちろん、やるからには1位をとりたい。2年連続で大賞をとったら最高だ。全力のぶっちぎりの展示がしたい。最後だ、THE 芸祭展示 を見せてやる!くらいの意気込みでした。

しかし夏の諸々と、卒業制作の試作でなかなか芸術祭の制作の時間が作れませんでした。
スケジュールを見て毎日焦っていました。体力には自信がありましたが、それにしてもありえないスケジュールでした。

10/23(土) 卒業制作プレ展示(中間発表のようなもの)
10/30(土)〜11/1(月) 芸術祭
11/6(土)、7(日) デザインフェスタvol.32

なんだこれは!!毎週なんかあるじゃん!!!!
しかも一個のウエイトがデカすぎる!!!!!
これが学生時代の中で一番やばかった時です。でも絶対に悔いは残したくないから、へろへろになっても作り続けました。

卒業制作のプレ展示をなんとか終え、教授から色々と言われた事を全て横に置いておき、全ての力を芸術祭に注ぎました。

2010年10月、芸術祭!大学4年生。
テーマは「祭」!最後にふさわしい!
芸祭野郎・渡部学の最後の展示がこちらです!!
もにまるずのまとめ展示と、友達とのコラボ作品の展示です。

これが最後の芸術祭!ふりしぼって展示しました!
もにまるず。グッズの紹介と、一番右にあるパネルが、簡単なもにまるずヒストリー。


今回は「もにまるず」の展示と平行して「Hippo Hippo Stone」という友達とのコラボ作品を作りました。


「Hippo Hippo Stone」とは「バカバカしい」をコンセプトに、作りたかったけど自分一人では作れなかった作品を友達が協力してくれて一緒に作ったものです。


「スイカパンツ」
これを赤ちゃんに着させて、ピッとsuicaをやりましょう。
コラボ:渡部のアホさを知り尽くした「ばんちゃん」と。


「でんたるけぁ!ハワツイン!」
歯の指輪〜歯輪(はわ)〜を授業中に遊びで作ったのをふざけてアニメ商品っぽく仕立て上げました。
コラボ:しっかりものの、ふわふわ女子「のいちゃん」と。


「姫彼2012」
姫と彼のひめくりカレンダー・姫彼です。
お姫な彼女と、ダメダメな彼のための彼氏力UPカレンダー。
日々のミッションを遂行した日には素敵な彼になれるかも!
コラボ:天才マンガ家の「夏子様」と。


「Zi★99」
パッと見、かわいげ、よく見ると気持ち悪い。
実は図形の中にクリーチャーがひしめいています。絶対欲しくない(Zi★99)。無理あるタイトルだな〜。
コラボ:絵がめっちゃ上手い「トモカズくん」と。
「Buttonda-Backpack」
ぶっ飛んだバックパック。ボタンだバックパック。煩悩の数くらいのボタンが付いています。
もちろんボタンは付け替え可能でカスタマイズできるよ!金属のボタンだから空の状態で2kgくらいあるけどね!!!
コラボ:ストリート系&Djの「ぐっち」と。


これが最後の芸術祭の展示です。
色々とギリギリだったけど出し切りました。

この年の投票はweb投票でした。これを知った時から「ああ、これはいかんな〜」と思っていました。webだと来場者さんがその場ですぐにできる投票ではないので実は若干、不利なのです。それも考えて、ノートPCも常備しておきました。

また朝から展示場に立って説明もしました。
1日目、2日目、なるべくずっとプレゼンをしました。

友達が見に来てくれました。
家族が見に来てくれました。
先輩や後輩も来てくれました。

1年生の展示から見ていてくれた同級生のお母さんとも初めて会うことができました。
「成長しましたね」って言ってくれました。

知らない後輩たちが展示を見て、喜んでくれていました。
今回もたくさんのメッセージを書いてもらって「この展示を見れてよかったです」という下級生からの言葉がありました。

そして3日目。
1日目、2日目、たくさんの言葉と、たくさんの反応を見ていたら力が抜けてきて
賞をとりたい気持ちがある反面、
「あぁ、もう賞はいいや。できることはやったな。」

とも思えてきたのです。

突然、満たされた気持ちになって、最後の芸術祭なんだと実感が湧いてきて、それからはベンチにすわってぼーっと展示場を見たり、たまーに説明したりしていました。

投票が閉め切られる17時。

もちろん賞は気にはしていましたので、電話の準備はしていました。
なんとなく入賞はしている気はしていました。

17時15分…20分…25分…

ああ、これは入らなかったかな。
そして17時30分。

電話が鳴りました!

「渡部さんですか?入賞おめでとうございます!第五会議室までおこし下さい。」

「おお!今年もきたーーーー!」

3位以内に入っていたら嬉しいな〜と思っていましたが、
結果はギリギリ入賞の5位!!
まぁ全力で1位を狙わなきゃ2位も3位もとれないなんてわかっていました。
でも来たら来たでやっぱり嬉しい!!!!

まずはコラボしてくれた友達に連絡!
同級生に連絡!!
家族にも連絡!!!

受賞式に、同級生が集まってきてくれました。
「今年もやってくれたね!!」って。

去年に5位だったらむちゃくちゃ悔しかったのだと思います。
でも今回は、まったくそんなことはなく、友達と楽しく作れて、一緒に受賞できてそれでもう満足でした。

1年生は大大大失敗の芸術祭でもにまるずの前身「100ANIMALS」を作りました。
2年生は友達とのグループ展、「もにまるず」が誕生しました。
3年生は個人での制作に戻り、「もにまるず」と「CREATOY」で芸術祭1位をもらいました。
4年生は、「もにまるず」のまとめの展示と、友達と一緒にバカバカしい作品を楽しく作りました。楽しく5位入賞。

満足!!
最高に楽しい芸術祭だった!!
学生の多くの時間を費やして作ってきた「もにまるず」。
アイデアはあるけど自分だけでは形にできなかったバカバカしい作品たち。
思いっきり作れた!!





芸術祭は楽しく!作りたいものをやりたいように作ればいいんだよ!
という芸術祭への思いをこめて作ったのが実は「Hippo Hippo Stone」という作品でした。

芸術祭のパネルに書いた文章です。
ー ー ー ー ー ー
「Hippo Hippo Stone」

くだらなくたってイイんです。
素晴らしくなくたってイイんです。
大好きな友達と一緒に作ったらイイんです。
それが美大生だと思うんです。

ばかばかしい雑貨ブランド「Hippo Hippo Stone」
いつか作ろうと思っていても、ひとりでは作れなかったもの。
友達とコラボして作りました。

ありがとう、芸術祭。

グッバイ、アディオス、サヨウナラ。
ー ー ー ー ー ー

この年の芸術祭には、大好きだったバンドの「キノコホテル」がライブに来て、生で見ることができました。
もにまるずのまとめの展示をして、大好きな友達と作品を作って、満足の5位入賞をもらうことができました。

キノコホテルも、入賞も、最高のプレゼントでした。
みなさまのメッセージも大切な宝ものです。

最後の芸術祭は、最高の芸術祭でした。
芸術祭は、大切な、大切な思い出です。

執行部の皆様、ありがとうございました。

芸祭、最高!!!

こうして、もにまるずと共に歩んできた芸術祭は終わったのでした。

つづく







2013年5月26日日曜日

もにまるずヒストリー16:作家活動に備えて、もにまるずの権利化

2010年5月。初のデザインフェスタ出展が終わり、そこでお声かけ頂き「箱根彫刻の森美術館」での販売が始まり、作家としての第一歩を踏み出しました。
あれだけの出展ブースがある中、こうした出会いがあるのはとても嬉しいことです。

もにまるずヒストリー15:デザインフェスタ初出展

大学を卒業したら本格的に活動をしていくことになるので父と相談し、もにまるずを何かしらの形で権利化しておこうということになりました。

もちろん作品を作ったら著作権が発生するのですが、それ以外の権利化を進めることにしました。
弁理士さんとよく話して相談し、もにまるず全体を権利化できそうなのは「特許」という結論になりました。

デザインでは「意匠登録」をすることがありますが、もにまるずフィギュアを意匠登録するとなると100匹分の登録が必要になります。
また、形が違うものを作ったら追加で登録が必要になってきてしまいます。

もしくは、平面のイラストを登録する場合は「商標登録」もできます。®のやつです。例えば、うさぎのイラストを登録して「®」を付けてマークのようにして権利化することも可能です。
しかし、これも1キャラごとに申請が必要になります。
(この辺のことは勉強不足なので間違っていたらすみません)

このようなことから、非常に難しいけれど、最も大切なもにまるずのコンセプトを権利化することができる「特許」を狙っていくことになりました。
といっても、特許申請の書類は素人にはまっっっっっったく理解できない難解さです。

担当の弁理士さんが素晴らしく理解して下さり、自分でもふわふわしていたコンセプトを明快にしてまとめて下さいました。
もにまるずはキャラクターでありながらも、記号を用いてキャラクターを生み出す「システム」という面があり、それが作品の大事な部分になっています。
※これはとても大切な部分なのでいつの日か、書ける日が来たら書きます。

自分で考えた作品のコンセプトを別の人に「言葉」にしてもらうということは、とても貴重な体験でした。

弁理士さんが書類を作成し特許申請をしました。
しかし、拒絶査定が来ました。

拒絶査定というのは「これは発明ではないですよ」ということです。
弁理士さんが修正をし、再度出しました。
しかし、また拒絶されてしまいました。

もちろん、これにはお金も時間もかかっています。

3回目の申請。
2回も拒絶されたらあきらめてしまうものかもしれませんが、父も弁理士さんもあきらめず、さらに修正をして申請を出して下さいました。

そして3回目の申請でなんと特許査定が出たのです。

「フィギュアシリーズ、フィギュア型枠の製作方法、およびフィギュアシリーズの展示方法」


弁理士さんが言っていましたが、実は特許としてはかなり変わった特許らしいです。
しかし、とにかく登録されたのです!
弁理士さんのプロフェッショナル魂です。

大学1年生で考え、ひたすら作ってきた「もにまるず」。
キャラクターシムテム、作り方、展示の方法、これらが特許として認められたのです。「発明者」になったのです。
ここまで粘ってくれた父と弁理士さんに感謝です。ありがとうございます。

これに続き、「もにまるず」というひらがな表記と、もにまるずロゴ「monimoni ANIMALS」の商標登録も完了してもらいました。
作家活動の「守り」の部分を大学4年生のうちに準備することができました。



いつも周りの人に助けられてもにまるずは進んできました。
ここでは、絶対に自分ではできない部分である「権利化」を助けてもらいました。

大学4年生で学生は終わるけど「もにまるず」はここから始まるんだ、という強い実感がありました。

特許の件は、武蔵野美術大学のwebにも掲載して頂きました。
また、4年生の時にはもにまるずwebのリンクを、視覚伝達デザイン学科のwebにも貼ってもらっていました。(これはすごいこと!)
先生や、研究室の助手さん・教務補助さんはいつももにまるずをとても大切にして下さって嬉しいです。代が変わっても、研究室に置いて下さっていて、ありがとうございます。

武蔵野美術大学のweb
http://www.musabi.ac.jp/news/20100728_koho2_02.html
(※デザフェスの様子を取材して頂きました「産経ニュース」さんのサブカルちゃんねるのリンクは終了しています。)

特許の内容
http://patent.astamuse.com/ja/granted/JP/No/4533962/%E8%A9%B3%E7%B4%B0


次は、なんと、最後の芸術祭のお話です。
もにまるずヒストリー17:2010年10月 最後の芸術祭




2013年5月20日月曜日

デザインフェスタvol.37で思ったことなど

5/18-19の2日間、東京ビックサイトで「デザインフェスタ」がありました。
出展は今回で7回目でした。数えてみると結構出てますね。

これがもにまるずブース!


今回の目玉は「もにまるず50種類」でした。

前回は32種類くらいだっと思います。その前は20ちょいとか。
いつもなら、セット組作ったりガチャポンを置いたりするのですが、今回は「50種」をメインにストレートに勝負しました。

4月はお台場iine tokyoさん、原宿キデイランドさん、福岡黒木書店さん、5月上旬に上野ヤマシロヤさん、そしてデザフェスというモリモリなイベント状況でした。
5月上旬の上野ヤマシロヤさんで40種をやったばかりなのに、その2週間後にはデザフェスで50種です。

作りまくりました。

ほんとはもうとっくに100種類できているはずだったけど、まだ販売は50種。
そこらへんの自分の制作状況に対しては色々思うことはありますが、デザフェス自体は最高に楽しかった!
色んな人に会えて、ほんとにいい場所!
もにまるフレンズ(お客さま)や、同級生や後輩、先輩作家や、お世話になっているお店の方など、色んな人に会えるし話せる。それが最高に楽しい。

デザフェスなら思いつきでポンっと作って販売できる。

iPhoneケースも作りました

もにTは渋谷「ARTON」さんで作ってもらいました
ブースにはいつも、もにまるフレンズ(お客さま)がいて下さって、ほんとに嬉しいです。

さてここから、大事な話。思ったこと。2つあります。

いっこめ。
もにスタッフは「ひとつひとつ手作りで〜す」って言うんだけど、それに対して

「作ってる時は楽しいですか?」
という質問を受けました。

「楽しいですよ!」
と答えました。

この質問を受けてハッとしました。

最近、このことを考えていたからです。
きっと素朴な質問だったのでしょうけど、これはとても大切な本質的な質問です。


作っている時は楽しいか。

デザフェスは楽しい。お祭りだから。それはまわりの人も見ればわかると思います。
しかし「作っている時」も楽しいのかは、本人にしかわかりません。

作っている時は楽しいです。
ただ、ワクワクしたり、ドキドキしたり、ニコニコしたりするのはたまにです。
新作が形になった瞬間とか、新しい色や技を試している時だけです。

そういうわかりやすい「楽しさ」ではなく、ものを作り続けるには、もっと根元からのことを楽しめることが大切なんだな、と最近思っていたのです。

根元からのこと、というのは例えば「粘土をこねる」「やすりをかけてだんだんスベスベにする」とか「筆で色を塗る」とか、作品以前の作るための行為そのものを楽しむということです。
「展示するぞ!」とか「有名な作家になる!」という想いはもちろん大事ですが、それとは全く別次元の、もっと最初の部分のことです。

モノを作る人は、「展示する!」「賞をとる!」などなど色んな大きな想いがあるにしろ、きっとモノを作る根本のその行為が好きなんだと思います。紙を直線に切ることが好き、というか紙が直線にスッと切れる現象が好き、絵の具の色が混ざる途中の感じが好き、という次元で「作っている時が楽しい」のだと思っています。

それはたぶん外からみたら楽しそうにしていません。
無表情で紙を切ったり、絵の具混ぜたり、ヤスリをかけていると思います。
でも、楽しいです。

という意味をこめて「楽しいです!」と答えました。(何も伝わらない)

もうひとつ。
女の子が、もにまるずを友達にプレゼントすると言ってお父さんと一緒に選んでいました。
色々悩んだすえに買ってくれて、自分でもとても気に入ったらしく
「これあげたくなくなっちゃった〜」
と言ったら
「自分が人にあげたくないほど気に入ったんなら、きっと友達も喜ぶよ」とお父さん。

これは、名言だ、と思いました。
相手が欲しいと思うものをプレゼントする、自分でも欲しいと思うものをプレゼントする。
この2パターンの考えは自分でも持っていました。

しかし「自分が人にあげたくないほど気に入ったんなら、きっと友達も喜ぶよ」
この発想はなかった!

「欲しい」というテーマに関して考える材料が増えたな〜と思ったのでした。

こんな感じでもにまるフレンズ(お客さま)の何気ない言葉から考えるきっかけを頂けたデザインフェスタでした。

楽しくもにまるずを選んで連れて帰って下さるもにまるフレンズの皆様には本当に励まされています!
心から、作ってて良かった〜〜!って思います!
たくさんのご来場と、もにまるずをお飼い上げ頂き、ありがとうございました!!!


※ちなみにお客さまを「もにまるフレンズ」と言うのは、渡部が大ファンの「AMOYAMO」がファンのことを「フレンズ」と呼ぶことに由来しています



2013年5月17日金曜日

もにまるずヒストリー15:デザインフェスタ初出展

大学4年生では3つのことを頑張ろうと決めました。
もにまるずヒストリー14:大学4年生の3つの柱


大学四年生で頑張ると決めた三つのこと。
もにまるずの活動、芸術祭、卒業制作。

今回はもにまるずの活動について書いていきます。

大学三年の芸術祭で出会ったメンバーと活動を始め、まずはデザインフェスタに出よう!と言ってもらいました。
今までもデザフェスにはお客として行っていたし、外の人にも知ってもらいたいと思っていたので、とても嬉しかったです。

大学一年生の芸術祭の前、まだもにまるずが「100ANIMALS」だった頃、実はデザフェスの全ブースをまわって、もにもに素材を使った作品が無いか、似ている作品が無いかをチェックしていました。見た限り同じ素材で似たような動物を作っている人はいませんでした。それが意味するのは、ちょっとマイナーな素材だというのもありますが、素材の扱いが難しいということでもあるのですが、その時はまだ知る由も無く…。

そのくらいチェックをしているくらい、デザインフェスタはいつかは出したい舞台でした。
三ヶ月かけて、できる限りの数を作りました。作りまくりました。
何もわからないくてドキドキです。

デザフェスがスタートして「さわってみて下さ~い」って言って触ってもらいます。
出してみると反応が良い!
すごく良い! 


この時は10種類でした。



思っていたデザフェスのお店番とはまったく違いました。あまり途切れずにお客さまがいて、どんどん巣立っていきました。休むひまが無いぞ!?
すごい…これがデザフェス!

ここは芸術祭に続く俺のホームコートだ!!

なんと、デザフェス2日間で作った分が完売!!
嬉しかったな~。

今までに無い数を作って、ひたすらひたすら作って、買ってもらう。
お金を出して買ってもらうというのは、とても有難いことです。

このデザフェスに合わせて、プロモーションも仕掛けてもらいました。
Twitterバナー広告、雑誌掲載「花とゆめ」「MOE」。
Twitterバナー広告は、授業のあとに学校のPCで見ました。嬉しくて、でも実感がわかなくて、なんだか不思議な気分でした。
はめ込みではなく、これはスクリーンショットです。たしか。

雑誌掲載「花とゆめ」「MOE」、これは学校に行く前に本屋で買いました。
もにまるずが掲載されているページを探しているときのドキドキ感といったら…。
見つけたら「うわ〜〜〜〜!!!」って心の中で叫んで、平静を装ってレジへ一目散です。



そして携帯待受の配信も始まりました。

色々なメジャーなキャラと並んで雑誌に掲載しれたり待受が配信されたりしました。
大学4年生の5月。このあたりで「ああ、デビューしたなぁ」と思ったのでした。

「デビュー」というものが何なのかはよくわかりませんが、一年生の時から「ぜったいデビューするんだ!」って思っていました。

デザフェス会場で休みながら、携帯待受が配信されている携帯サイトを見て、
現実だかなんだかわからない嬉しさの中、しみじみと思いました。
「もにまるず、作り続けてほんとよかった。デザフェス、最高。作家活動、最高。めちゃ大変だろうけど、この道を、行けるところまで行こう。」

このデザフェスで、大きな何かを感じ、掴んだのでした。

さらに掴んだものは「大きな何か」という曖昧なものだけではなく、新たなお話も頂くことができました。
なんと「箱根彫刻の森美術館」ショッピングモールでのもにまるず販売です。



2010年7月、若手作家の作品を一ヶ月限定で販売する企画に参加することになったのでした。
販売したのは「うさぎ」「ひつじ」の2種類。



ありがたいことに、これが好評だったので、なんと通常の売り場デビューを果たしたのです!

わかりますか!?下段とはいえ、横にゴッホのしおりとかが並んでいます!


そして今(2013年5月現在)も継続して置かせて頂いております。

こうして初めてのデザインフェスタで、作家としての最初の一歩を歩み始めたのです。

つづく
もにまるずヒストリー16:作家活動に備えて、もにまるずの権利化