2012年12月14日金曜日

ぜったいに!ぜったいに!

今日はムサビに行きました。
久しぶりに玉川上水を歩いて。
いつもは新小平から派。



学校はしょっちゅう行くけど、明るい時間にここを歩くのは久しぶりだなと思って歩いていると、ふと、頭の中で「ぜったいに!ぜったいに!」という言葉が浮かんできました。

怖い話とかではなくて、もちろん自分の声で「ぜったいに!ぜったいに!」と。
歩くリズムに合わせて「ぜったいに!ぜったいに!ぜったいに!」。
これはなんだろう?と少し考えたらその理由がわかりました。

大学1年生の時、毎日のように玉川上水を歩いて通っていました。
私はもともと悔しがりな性格なのですが、1年生の時はとにかく悔しがっていました。
入学当初はまわりの同級生の実力に圧倒されっぱなしでしたし、芸術祭で作品を作ってみたら全然うまくいかなくて「おれマジ終わってんな」と思っていました。

(芸術祭が大失敗だった話はこちら↓)

それがあってから学校に向かう途中、学校が近づくにつれどんどんエモくなってくるんですね、悔しさと作りたさが混じり合った感情が込み上げてくるんです。

「次の芸祭では絶対にすげーの作る!この作品、絶対にスゴいやつにするんだ!ぜったいに!!ぜったいに!!」

これを毎日のように思っていました。
この時の気持ちが、今日、玉川上水を歩いた時に頭の中で聞こえてきた声の正体でした。

「この音楽を聴くとあの頃のあの感じを思い出すわぁ〜」現象と同じやつだと思います。

玉川上水を歩くという行為に「ぜったいに!ぜったいに!」という気持ちが結びついていたのでしょう。

これがわかった時、その時の気持ちがリアルに蘇ってきて当時はめちゃくちゃエモかったなぁと思いつつ、自分では何も変わっていないと思っていてもどんどん変わってるし、忘れているんだなぁと。(この前なんか教室の場所を忘れててショックでした)

もっとエモくて青臭い感じ出していこうと心に決めつつ、この大学6年生はムサビに向かったのでした。





2012年10月29日月曜日

芸祭を終えて


おいおい、まだ終わってないよって。明日もあるよって。
でも明日は行かないので、おわった感じ。

2日間も行って、ほんと楽しかったな〜。
芸祭大好きキャラみたいな私ですが、学生の時とは全然違う楽しさでした。
今年は大学6年生としていろいろと参加させてもらえて。

今回の一番の目玉はやっぱり「エラーくん×もにまるず」のフィギュアですね。人気で良かった。
作るのがすこし大変で、もにスタッフには負担かけてしまったけど、お客さまに喜んでいただけて何よりですね。エラーくんの列に2時間ちょい並んでみて彼の人気を肌で感じました。トイレいきたかったです。
私は「個」で勝負する人が大好きです。尊敬する。芸祭でのコラボというのに大きな意味がありました。コラボできて良かったです。


あとはフリマ「ごりら」で「マミイ×もにまるず」の芸祭限定を作って販売させていただきました。
いつもなら使わない色の組み合わせや素材の使い方を存分に実験して、それをそのまま販売したという激レアものだと思います。いつもは「もにまるず」のトーン&マナーみたいなのに縛られてるけど、マミイで好きな色をガンガン試してみて何か超えたような気がしました。もっと今感じてるナウでヤングな「かわいい!」を表現するのって大事なんだなって。Zipperっぽさね。
いつも突然作るのに対応してくれて、マミイありがとう。




あと、もうひとつ。フジスのキャラの「カスくん」のキーホルダーを作ってフリマで販売させていただきました。2日目の朝に思いついて、おりゃーって作りました。お知り合いの方々がすぐに買ってくれて嬉しかったです〜。
ごりらのメンバーの皆様、こんなよくわかんない6年生を温かくむかえて下さってありがとうございました。少しでしたが、楽しかったです。
そしていつも突然に無許可でフジスのキャラを作るのを楽しんでくれて、フジスありがとう。


なんかガッツリ参加させてもらってしまったな。
それにたくさんの人に会えて、話せて良かった。

ちょっと3年生の時の話。
学生の時はそれはそれでとても楽しんでいたけど、余裕はまったくなかったなと今思う。
展示で一位になることだけが目標だったから。どんな人が、何を思い、どうやって作ってるか、それが大事だけど、上辺のクオリティばかり気にしていたなぁと今になって思う。極端に言えば、知らない人の作品を見ても「はいコレだめ~はいコレだめ~はいコレだめ~俺の勝ち~」みたいな思考回路してた。認めるのがコワかったんですね。
一番の失敗は「一位になること」それ自体を目標にしてしまった事。そりゃめちゃくちゃ嬉しかったけれども、達成しても別に自分になんの変化も起きるわけもないし、すっからかんになって3ヶ月ほど意欲ゼロで何も作れなかった。
「無」
このとき、何かに「なる」ことを目標にしちゃいけないんだ~と気がついたのでした。頭が単純なんですね、ほんと。今も。

学生の時の展示三昧があっての今なんですが、今回みたいに展示回って人と会って話したりフリマしたりする楽しさを味わえてほんと良かった。

あ〜今の4年生が卒業するなんて寂しすぎる〜。

とか言って来年はなんだかんだ今の3年生とコラボしたり企画にくっついて何かやってたりしてね。(さそってください)

手が筋肉痛のもにスタッフありがとう!
ごりらの皆様ありがとうございます!
展示のみなさまにお会いできてよかった!

あと一日、無事に、楽しい、芸祭になりますように!



買ったものや頂いたもの!大切にします!

あー眠いです!!

2012年10月11日木曜日

ぼくらのメタスができるまで



メタス(メタルフジス)の制作プロセス公開。

9/28 私は風呂に入りながらふと思い立ったのです。「フジスのアイコンを作ろう!」
フジスとはもにまるずスタッフの1人です。

風呂上がりに早速、着手。
石粉粘土で原型を作る。他人のイラストを立体にするのは勉強になります。
本人に何の連絡なしに制作をスタート。頼まれてもいないです。




10/1 粘土をシリコン取りして、さっそくキャスト(樹脂)にしてみる。



キャストのフジスはこれで完成。普通のフィギュアであればこれで終わるところ。

「金属にしたい」私は当初からそう思っていた。
中学の技術の授業で「鋳型と鋳造」みたいなヤツで錫(すず)を流して作品を作ったことがあった。その時はギャグで100万円玉を作った。とにかくお金が大好きなのである。

ってことで錫(すず)を買ってきました。

10/8 メタルフジスにするべく、両面どりのシリコン型の作成

10/10 シリコン型、両面完成。表面に離型パウダーを塗布。

錫を150℃で溶かし、流し込んだ。
このとき、フジスはもにまるずを作っていた。
俺がいくら「すげ〜!金属溶けた〜!!」とか騒いでいても仕事を続けていた。
きっと気になって仕方がなかったと思うけど、仕事に専念したの、えらい。


ドキドキしながら開けてみた。

けっこう上手くできてた!

ここからの磨き作業はフジスにバトンタッチ。
一番楽しい作業をあえて任せて先輩の余裕を見せつけます。(俺、めっちゃやりたい)


磨くフジス。

耐水ペーパーの800番〜3000番を使って磨く。
仕上げはコンパウンド。


そしてメタルフジスが完成。


© Fujisu / watabemanabu  
 Photograph:Fujisu

こうして、ぼくらの、メタスが出来上がったのである。



(「僕らのカヌーができるまで」の1000億分の1の壮大さでお送りしました)

2012年10月5日金曜日

つくるための道具のこと

先日、もにスタッフと作っていて道具の話になったので今日は道具のことを書きますね。

「もにまるずをつくる時にめっっちゃ使う7つ道具」がこちら。


見て何だかおわかりになるでしょうか。
電子はかり、ベビーパウダー、トイレットペーパー、ツールクリーナー(溶剤)、針金、筆、ピンクの棒です。

ふつう〜の道具です。もう少し色々あるんですが、めっっちゃ使うのはこちらのモノたち。

道具とは不思議なものでなんとなーく決まってくるんです。色々と試しながら、これじゃない、これでもない、こういうのがあったらいいなとか。ちょいちょい変わりながら今の道具なんです。

筆は本当に大切で、クオリティに直接関わるものですから様々なものを試しました。ハンズ、ユザワヤ、世界堂などを見て回って、買って試して、だめだーもうちょっとコシがあるヤツ!もうちょっと細いヤツ!とか試してみて、結局落ち着いたのが今の筆。運命の出会いをして買ったのは地元のホームセンター。そういうもんなのですかね。「あなたにとって大事な人ほどすぐそばにいるよ」ってどこかの国の800が歌ってましたから。

もにスタッフが話題にしたのはこちらの道具。 
針金
これは針金です。なんかツンツンしたりして使ってます。

この道具が一番安っぽくてよくわからんのに、写真に写っている7つ道具の中で一番使用歴の長い道具です。2008年の大学2年から使ってますから4年ですね。

当時はまだ自宅で制作していた時にあるとき「なんかこう、細いヤツ必要だ!なんか、こう、針金みたいな…針金…」という状況になり、父の引き出しからスッと持ってきたものを加工してこちらの針金となりました。

それは、ひとつのクリップ。
お気づきではあったかもしれませんが、クリップです。クリップ伸ばしたやつです。

もにスタッフが言ってたのは「引っ越しの時にこれをちゃんと持って来たのがすごい」とのこと。

たしかにそう言われればそうだなと思いました。
筆はバンバン新しいのに交換するのに針金はずーっと同じという。
意識して取っておいたわけではないのですが、考えてみれば「自宅」→「もに工房」→「新・もに工房」という2回の引っ越しを乗り越えてきてる強者です。
この針金は何度かなくしてるんですが、ぜったい出てくるんです。

この世界にはクリップの妖精がいるのかもしれませんね。

道具ってほんと不思議です。道具との出会いは縁です。その道具と出会うだけで一気に制作がスムーズになりますから。求めてなきゃ出会えないんですけどね、クリップのように。忘れがちな存在だけど長くつき合ったりして実はすっごい大切になっている存在が道具です、クリップのように。

もう眠くてなに書いてるかわからない。

ということで、道具はいつもキレイにして大切に大切に使いましょう!(いつも結論が雑)


(※ピンクの棒はキティちゃんのお箸です。1年くらい使ってます。その前はハム太郎のお箸でした。)


2012年9月5日水曜日

Zipperの読モをカワイイカワイイ言ってたら24歳になってた


そんな渡部学です。

この前、原宿で初めてクレープを食べました。生クリームが甘かったです。「ぬぁまクリーム」って感じでした。

24歳って数字、とてもカッコイイと思うんです。2012年という数字もカッコイイと思います。
2012年に24歳、なんて理想の数字。

しかし、現実は理想とはほど遠い。
スタートラインはどこでしょう。
スタートしたつもりで走ってても、新たなスタートラインが現れるのですね。ゴールも遠くに行くんですね。広がる宇宙ですね。

大好きなアーティストさんの作品や、友人、お知り合い、後輩の作品を見て、全員を勝手にライバル視して、尊敬して嫉妬して憧れて悔しくて、敵わないやと思いながらも超えていこうと思ったりしてる日々です。
「あの人はどんな人で、何を思い、何を作るんだろう」というのが日々の最大の感心事項です。
そういう憧れとか悔しさとかでグチャグチャな気持ちも抱きつつ、作っています。これからも作ります。

そして「もにまるず」は6年目に入りました。18歳で始めて24歳になりました。一緒に創ってくださっている皆様、本当にありがとうございます。
2013年夏、24歳のうちに行う予定の「もにまるず展」に向けてモリモリつくります。

「言うは易し行うは難し」

行うのは難しいから、簡単な「言う」ことから始めちゃう派の渡部です。
言うだけで半分は終わった感じしますね。
展示やります!

24歳の渡部もがんばります。

あ、数日前に生まれた新しいキャラクター「HUMUP-フムープ-」もよろしくお願いします。
現実の世界と夢の世界の間に住む者です。



これが自分からの誕生日プレゼントだと思っています。
眠る前に「今、描け」って脳内で言われて急いで描いて生まれたキャラクターです。
育てていきます。

話がとっ散らかりました。わざとです。

それでは、24歳になったからって別に何も変わりませんが、明日もつくろうと思います。
これからもよろしくおねがいします。


2012年8月25日土曜日

アナログ作業の効率をアップする方法


アナログの作業はやたら時間がかかります。
時間がかかるのはしょうがないので、無駄な時間を少しだけ減らす方法を紹介します。
すっっごく当たり前のことですが、これが本当に大きな違いを生むんです。

「机の台数を増やす」

机の台数を増やすことは、パソコンでいえばアプリケーションを増やすことに似ています。
モノを切る机、作品を組み立てる机など、机によって別の作業ができるので、作業を切り替える時にいちいち片付ける必要がありません。スムーズに別の作業に入ることができます。
小さな簡易机でもあるとないでは結果的に大きな違いが生まれるでしょう。

しかし机の台数なんて増やせないよ〜という場合は以下のように。

「板を利用する」

必要な道具や素材を全て板に乗せて使うという方法です。
机が増やせないのであれば、天板が切り替わればいいのでは、という発想です。作業を切り替える時間こそが無駄なので、モノを全て板の上に乗せておけば使わないものはサッとどかして、必要なものが乗った板に切り替えることができます。
でも天板を切り替えるなんて製図机じゃあるまいし、A4かA3サイズくらいの板であれば充分でしょう。素材A、素材B、道具など分類して板に乗せておくだけでササッと作業の切り替えができます。
机の奥へ奥へものが溜まっていく現象とはオサラバしましょう。

私は市販のスチロールパネルを使っています。サイズは色々ありますし白いパネルの上で作業するとスッキリしてて良いかんじです。

これはパソコンでいえば別ウィンドウを開くことに似ています。いちいちパソコンにたとえなくてもいいですね。

おやすみなさい。

2012年6月20日水曜日

なぜトラックの前輪ホイールだけが出っぱっているのか


トラックの前輪ホイールに出っぱりがあるのをご存知でしょうか。
たぶん皆様気が付いていたと思うのですが、なぜだと思いますか。



今朝、それが気になって気になって仕方なくなる病にかかってしまいました。
ググればすぐにわかる事なのでググれカスと言われそうですが、すぐにググってしまう行為は「ググるカス」だと思っています。(よくやるけど)

こういう時は仮説を立ててからググるのがよろしい。
もにもにをひたすら作りながら、もにスタッフのSこちゃんと考えました。
「なぜトラックの前輪ホイールだけが出っぱっているのか」

大きく3つの方向性があるね、となりました。

1、装飾説
2、UFO説
3、安全性を高めるもの説

「1、装飾説」
かつて伝説のカリスマトラック運転手が存在し、ある時から前輪ホイールに出っぱりを付けた。それを見た全国のトラッカー達が「先輩、それナウいっすね!!!」ってなって全国的に広まった

「2、UFO説」
あれはUFOだ。地球に来たUFOは隠れ場所に困り車のホイールにぴったりハマってしまう事にした。しかし、バラバラに取り付いたら地球人が不審がる。だからといって全てのホイールに取り付くほどのUFO数ではない。じゃあ大型トラックの前輪だけにしようか、となったのではないか。

「3、安全性を高めるもの説」
A.出っぱりがあると前輪のタイヤの幅が広くなる、つまり砂利や障害物を退けることができるのではないか
B.かつて前輪は凹んでいて、そこにハムスターが入り込んでしまいそのままトラックが進んでしまった。ハムスターは滑車の中を走るかのようにグルグルと回転するタイヤの内部で走り続けざるを得なかった。東京ー大阪間を走り倒したハムスターは瀕死状態に。それに気が付いた運転手さんは二度とこのような事が起きないように、前輪に出っぱったホイールキャップをつけたのではないか

結論は、まあ、「3、安全性を高めるもの説」のAの「砂利や障害物を退ける」かな、という話にまとまりました。

ググりました。
違いました。

着目の多面性が足りませんでした。
「なぜ前輪ホイールだけが出っぱっているのか」だけではなく「なぜ後輪ホイールが出っぱっていないのか」を考えなければなりませんでした。

正解はこちら(結局、yahoo知恵袋という)
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1113486346

すみませんでした。こうやってどうでも良い仮説を立てるのが趣味なんです。

よかったら以前の記事
「筋力は衰え、肺活量も下がっているはずのオジサンのくしゃみはなぜ大きいか」もご覧下さい。
http://watabemanabu.blogspot.jp/2012/02/blog-post.html

おやすみなさい。