2015年9月29日火曜日

新しい作品をつくるとき、誰かにプレゼントする気持ちでつくる

作品をつくるうえで、この考え方はとても大切だと思っています。

練習は大事です。
確かに、誰にも見せない練習・試作が作品を強くします。

でも、練習の考え方のひとつとして
「新しい作品をつくるとき、誰かにプレゼントする気持ちでつくる」
という考え方を持って作品をつくると上達のスピードが上がると実感しています。

最近、渡部は夜な夜な3Dの勉強をしている日々です。





はやく上達するためには、完成品をつくることが何よりも大事です。
まだまだ下手でも、時間がかかってもいいのです。とにかく完成させること。
一番大事なのは完成させることです。

完成させてはじめて反省点や、わからない点が見えてきます。


本当に、完成させることが大切。

じゃあ、完成させるためにはどうするか。

誰かにプレゼントしようと思ってつくることです。

3Dをセミナーで学んできたその日に、さっそく後輩のキャラクターのデータを作って画像をプレゼントしました。








プレゼントすると、喜んでもらえるし「誰かに見てもらいたい、喜んでもらいたい」という考え方が私にとって作品を作る原点です。


やっぱり、こうやって見てもらう前提で作ると、圧倒的に作るスピードが速くなるし、上達も早くなると感じています。

プレゼントするからには、それなりの出来栄えにしないと、と思えるし、誰かのためにつくることは大きなパワーを生み出します。

もちろん「これはプレゼントできない…」という出来栄えの作品はそっと仕舞って、新しく作ります。



ちょうど今日、もにまるずのスタッフから羊毛フェルトの「もにまるず」をいただきました。



スタッフが自分の作品を羊毛フェルトで作ろうと考えていて、その練習としてうさぎを作ってみたそうです。

再現度が高くて驚きました。こういうプレゼントは嬉しいですね。
  
ちなみに、羊毛フェルトを作ってくれたスタッフは「羊毛フェルトやってみて、なんか思っていた質感と違いました」と言っていたので、また違うジャンルに挑戦するのかなと思います。

こういう事も、ちゃんと完成させてはじめてわかることなんだな、と勉強になりました。

羊毛フェルトをつくってくれたスタッフのキャラクターも3Dにしました。
これはこんど3Dプリントしてプレゼントします。



「新しい作品をつくるとき、誰かにプレゼントする気持ちでつくる」
これは、時間かかる作品や大型の作品には向いていない考え方なので、
全ての作品に当てはまることではありませんが、ぜひ、作品をつくるときに頭の隅に入れてもらえるいいかもしれません。

これからも、誰かを想って、つくっていきます。


2015年9月23日水曜日

インターンシップ演習 感想シートのコメントへのお返事

先日のインターンシップ演習で、たくさんのコメントをいただきました。
本当にありがとうございました。

まだ誰にも言っていなかった夢を書いて宣言してくれた学生さん、今の悩みを書いてくれた学生さん、意気込みを書いてくれた学生さん。

心から、ありがとうございました。
とても共感できる言葉ばかりでした。

お返事や補足などをするべきかなと思ったコメントがいくつかありましたので、ここに書かせていただきます。



「いつも逃げてしまう」
誰でも悩むし、逃げるし、だからこそ自分を奮い立たせる言葉を机に貼ったりしました。
まずは物理的に逃げられないようにする。
ベッドがあると寝てしまうから、すぐに寝れないように下に机が置けるタイプの二段ベッドにしました。
ラグが置いてあるとゴロンと寝てしまうから、ラグも座布団も捨てました。
怠け者だと認めて、強制的に怠けられない部屋にするしかないのです。
部屋はくつろぐためにあるのか、作るためにあるのか。
それは、それぞれの価値観ですが、芸祭に生きた自分にとっては選択肢は一つでした。

制作グセがつけば、逃げるどころか、気がついたらいつも制作しているという感じになってきます。
制作の息抜きに、別の作品の制作をするようになってきます。
そこまできたら、もう立派な芸祭野郎です。

逃げても、また戻ってくればいいのです。
作品は逃げません。

※ちなみに現在は工房で作業しているので、自分の家にはベッドもソファもあります。普通にくつろいでいます。

「作品を見せる時に不安や迷いは無いのでしょうか」
あります。もちろんあります。たぶん永遠にあります。
それでも作ります。発信します。
不安なのに、悩むのに、じゃあ、どうしてそこまでして自分は作るのか、見せなければいけないのか。
これを考えることはとても大切ですし、徹底的に考えた作品が強い作品になるのだと信じています。


「才能だけでやってきた人かと思っていたけど、違った」
「もにまるずヒストリー」に書いたように、自分にはたいした才能が無いとわかったから、才能無しでどこまで行けるかを試すことにしました。どうすれば作っていけるかを考えました。

才能が無いならば、どうずればいいか。


配布した冊子「はじめの目印」に書いたこと『誰にでもできることを、誰もやらないくらいやる』を実践するしかないと思っています。

大事なのは体力です、ほんとうに。

「やりたいことがわからない。こうしたいという思いがない」
これはとてもわかりますし、とても不安です。焦りもわかります。
一年生の時はやりたいことがわからなかったので、目の前にあることに真剣になって課題や自主制作も本気で制作しました。いろんな事に手を出して、たまたま続いたことが「もにまるず」だったのです。
リメイクだって、半分は「悔しい」という動機もありました。
作りきって、もっと好きになりました。

つくりたいものがわからない、という答えに対しては、この学生さんの言葉が全てだなと感じました。



さいごに

「インターンシップ演習の講義」「はじめの目印」「もにまるずヒストリー」この3つに想いをギュッと詰め込みました。

こうして過去を語るのは作家としてはクールではありませんが、あえてこうして伝えていこうと思っています。
だいたいの人は「語るにはまだ早い」「振り返るにはまだ早い」と言います。

でも、若いからこそ、早いからこそ伝えられることがあると信じています。
少しでも同世代が盛り上がっていくのならばそれで充分です。

今の自分は、少年野球の練習に一日だけやってきて「ガンバれ!」と言って激励するプロ選手の立ち位置ではありません。
吐きそうになりながら一緒に練習している先輩のような立ち位置です。ずっとそんな感じで生きていきたいです。


直接メールやメッセージをくださる方もいらっしゃって、ほんとうに心温まります。

ありがとうございます。

これからも、何かありましたら、お気軽に!


【関連記事 2013.12.2】もにまるずヒストリーを書いた理由 


【関連記事 2015.9.19】ムサビで講義してきました!

2015年9月19日土曜日

ムサビで講義してきました!

2015年9月18日 武蔵野美術大学 インターンシップ演習2015



学生時代に何を考えて、
どのように活動して、
今の活動に至ったのか。
これを話しました。




初めての講義です。ずっと憧れていたムサビでの講義。
何を話そうか、どのように話そうか、とても考えました。

何を話したら、学生のみなさまの力になれるのか。
若いなら若いなりに、今、伝えられることは何か。

考えた結果、話す対象を「過去の自分」に設定しました。
学生時代の自分が本当に聞きたかったことを話しました。

結果よりも、過程が知りたかった。
事実よりも、感情が知りたかった。

「1年生」「2年生」という漠然とした対象は存在しません。
みんな違います。

漠然とした存在に語りかけて、漠然とした話になってしまうくらいなら、
そこに過去の自分がいると思って、8年前、そこに座っていた自分に向けて話しました。

魂を込めてお話させていただきました。

少しでも、想いが届いたならば嬉しいです。

たくさんの感想カードは一生の宝ものです。

読んでいて、涙が出ました。
今の悩みとか、葛藤とか、夢とか、たくさん書いてくれました。
そこに昔の自分がたくさんいるような気持ちになりました。

みなさまのそれぞれの想いを受け取りました。



芸祭1年の頃から、応援し続けてくださっていた齋藤先生に、心から感謝です。
高校3年生の時、オーキャンときの相談に乗ってくださったのも実は齋藤先生でした。

この機会を設けてくださった齋藤先生と武蔵野美術大学、講義を聞きに来てくれたみなさま。


心から、ありがとうございました。






また機会がありましたら、ぜひお話したいです。

学生のみなさま、何かありましたらお気軽にメッセージをください! → メール











2015年9月6日日曜日

27歳になりました & 株式会社ワンダーマーク設立!

2015年9月5日
渡部学は27歳になりました!
そして会社を設立しました!

誕生日&会社設立記念!もにまるずスタッフにお祝いしてもらいました!









設立した会社は「株式会社ワンダーマーク」といいます。




今後も、もにまるずの制作を中心に活動しながら、
新しい作品を生み出したり、たくさんの夢を実現していくための会社です。

五感を豊かにし、心を豊かにするような作品を生み出します。

もにまるずは、多くの人のご協力によって成り立っています。
心から、みなさまに感謝しております。

制作を支えてくれているのは、美大生&美大卒の制作スタッフです。
いつも、ありがとうございます。いいものを、作りましょう。

27歳になった渡部学と、株式会社ワンダーマークをよろしくお願いします!!
※もにまるずの販売や契約窓口は引き続き、森川さんの「株式会社エムループ」です。

これからも、よろしくお願いします!!!







2015年8月1日土曜日

新もにまるずスタッフが入りました

2015年5月に、新もにまるずスタッフ募集をし、6月に選考をさせていただきました。

今回で10期生になります。

もにまるずの制作スタッフは美大生です。
回を増す毎にご応募してくださる学生さんが増えており、とても有り難く思っております。ご応募してくださった皆さま、本当にありがとうございました。

今回も面接と「トラ」を塗る実技試験をしました。




ここ数年でスタッフも増え、今では26人のスタッフが働いてくれています。
現役美大生や、美大卒のメンバーです。

4月に美大卒のメンバーが3人(9期生)、
6月には美大生のメンバーが7人(10期生)加わりました。

もにまるずの試験を受けてくれる美大生は皆「作る仕事に携わりたい」という強い気持ちを持っています。
その気持ちは、美大生だった私には痛いほどわかる気持ちです。
美大生の頃は作る仕事がしたくて、いつかそういう場を作るんだと心に決めていました。

そして、そういう場を作った今、美大生にとって働きやすい職場を目指しています。

美大生は、課題があったり、自主制作があったり、芸術祭があったり、何かと多忙です。
入ってくるスタッフに必ず伝えるのは「自分の活動を優先してください」ということ。

バイトが忙しくて自分の作品を作れない、という話をよく耳にしますが、それでは本末転倒です。シフトの融通が効くように多めのメンバーがいるのです。

みんな時間を作って、もにまるずを制作しに来ます。
忙しくてあまりシフトに入れないのは承知の上で美大生と一緒に制作しています。

短い時間でもいいから、その時はしっかり集中して「プロ」として制作してもらいます。
丁寧に、はやく。

スタッフのみんなには、学生時代の大切な時間を精一杯生きてほしいと思っています。
時間は、大切です。
時間は、命です。

美大生スタッフは、学業と両立しながら。
美大卒のスタッフは、作家活動や、自分の夢を目指しながら。

その大切な時間を使って、もにまるずを制作してくれるのですから、
みんなには何を返せるだろうと考えている日々です。
(時給を上げる努力はしつつ)

そして7月には歓迎会をしました!
ついこの前までは3歳下とかのスタッフだったのに、7歳下とか入ってくるとだんだんと歳の差を感じます…。
ゲームソフトを息でフーフーしてから入れることとか知っているのかな?





そして、今日はBBQをしてきました!
現役スタッフや、卒業生スタッフも参加。
卒業してからも来てくれるのは嬉しいです。






学生時代から作っている「もにまるず」は、応援してくださる皆さまの力で少しずつ、着実に成長しています。

こうして一緒に制作してくれる美大生や美大卒のスタッフ、ビジネスパートナーの方、お取り扱いをしてくださっているたくさんの店舗さま、お仕事をご一緒してくださる企業さま、ずっと支えてくれている家族、そしてもにまるずを応援してくださる多くのもにまるフレンズの方々によって、もにまるずは成り立っています。

心から、ありがとうございます。

新しいメンバーと一緒に、これからもしっかり作ります。

どうぞよろしくお願いします。

渡部学




2015年5月26日火曜日

クリエイターのための筋トレ・ダイエット入門② 〜脂肪と筋肉は別モノ!!〜

PC作業やイラスト作業のデスクワークが中心クリエイターには筋肉は必要ないように思えますが、筋肉を鍛えるメリットについて前回のブログでご紹介しました。

クリエイターのための筋トレ・ダイエット入門① 〜クリエイターが筋トレをする3つのメリット〜

その3つとは、筋トレをすると

1、活動的になれる

2、痩せる

結果的に
3、作れるモノの幅が広がる

理由は前回のブログをお読みいただければと思います。


さて、今回は筋トレやダイエットをするにあたって最も基本的で、
最も大切なことについてお話します。

「脂肪と筋肉は別モノ!!!!!」

これだけ理解していただければ今回はOKです。

スポーツ経験などない方からしばしば聞こえてくるのが「脂肪を筋肉にする」とか「運動しないと筋肉が脂肪になる」などいう言葉です。

しかし「脂肪と筋肉は別モノ!!!!!」

ぬいぐるみのまわりに着いた、ホコリだと思ってください。
ぬいぐるみ本体の繊維と、ホコリは、別モノですよね。
本体が筋肉、ホコリが脂肪と思ってください。

この喩えはあまり上手ではありませんが、とにかく別モノ!



脂肪が筋肉に変化したり、筋肉がそのうち脂肪に化けたりなんてことはありません。

この勘違いの原因は「ボディビルダーは脂肪をたくさんつけてから筋肉をつける」と言われているからかもしれません。
確かにボディビルダーはそのようにするようですが、脂肪をつけるとそれが後から筋肉に変化するから、という理由ではありません。
体重が多いほど重いものを持ち上げることができ、トレーニング効果が大きくなるからです。
その後、脂肪を落として筋肉がよく見えるような体に仕上げるわけです。
脂肪を筋肉に変えたわけではないのです。


確かに、筋肉をつけると体重は増えます。
筋肉は脂肪よりも重いです。

じゃあ、ダイエットしたいなら筋肉つけちゃダメじゃん!

ということになりそうですが、そうではありません。

脂肪を燃やしてくれるのは、筋肉です。
筋肉を増やすことで太りにくい体にすることができるのです!

筋肉をつけずに、食事制限だけで痩せたとしても、たくさん食べたらまた元の体重に戻ってしまいます。

筋肉を鍛えておけば、食べたものを燃焼してくれるので太りにくくなるわけです。

ここらへんのお話はまた今度。

とにかく今回、頭に入れていただきたいこと

「脂肪と筋肉は別モノ!!!!!」

それでは、また!!


【関連記事】
クリエイターのための筋トレ・ダイエット入門① 〜クリエイターが筋トレをする3つのメリット〜






2015年5月25日月曜日

もにまるず制作スタッフ募集!! (受付5/31まで)


手作りフィギュア「もにまるず」の制作スタッフを募集します!!

美術系の大学生1年生〜3年生が対象です。応募は5月31日(日)21時まで!


時給:850円〜
時間:週2〜4日、8〜20時の間の好きな時間帯で2時間以上
   (例10時〜18時、13時〜19時、17時〜20時など)
場所:東所沢駅 近くにある「もにまる工房」



詳細はこちら!



◎「もにまるず」とは◎

もにもにした触り心地の動物フィギュアです。
もにまるずweb http://monimals.net/

もにまるずは手作りで制作しており、玩具店、美術館、雑貨屋さんなどで販売しています。
ヤマシロヤ、キデイランド
箱根彫刻の森美術館、東京都美術館
Forma、東急ハンズ、ハンズビー、ヴィレッジヴァンガードなど全国約40店舗以上で販売しております。

現在は20人のスタッフと「もにまるず」を制作しています。
一年以上続けられる方だと嬉しいです。




◎コラボもにまるず◎









少しでも気になったらお気軽にご連絡ください!
メールのやりとりの後、面談とお試し制作試験を行い、採用を決定致します。
すぐには決めにくい方もメールだけでも頂ければと思います。


氏名・学校・学科・学年、を明記の上、

こちらのメッセージフォーム からご連絡をお願いします。

もしくは moni-staff@monimals.net にメールお願いします。

新しい時代のキャラクターを一緒に楽しく作っていきましょう!


週末に展示販売がありますので、こちらもぜひお越しください〜!

「ベビーもにまるず展2」
原宿デザインフェスタギャラリーEAST202
5/30(土) 13:00〜19:00
5/31(日) 11:00〜19:00





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渡部学(わたべまなぶ)
クリエイター/もにまるず作者
武蔵野美術大学 視覚伝達デザイン学科 2010年度卒

http://www.watabemanabu.com/