2013年1月8日火曜日

もにまるずヒストリー9:2009年12月 選抜展「The six!」


2009年10月下旬 3度目の芸術祭に「MANABU TOY」として木製玩具作品と「もにまるず」を出展し、来場者による一般投票で決まる展示大賞、ムサビエンナーレ第1位を獲得しました。

ムサビエンナーレを受賞すると美大の選抜展The sixに出展することができます。

それは1年生の時からの憧れでした。

The sixの設立当初は東京6美大の選抜展だったので「The six」だったようですが、徐々に参加校も増え、私が出展できることになった第3回目には全国から出展者が集まる選抜展になっていました。

芸術祭は11月に終わり、The sixは12月上旬です。期間は一ヶ月です。
その展示に向けてもう一度作品の見せ方を考え直しました。
もにまるずの見せ方はほぼ同じだったのですが、木製玩具の見せ方を大幅に修正。

芸術祭は楽しんでもらうための展示でした。簡単に言うと盛り盛りな印象です。芸術祭に合わせてインパクトを重視し、すこしユーモアを入れた作品タイトルやキャプションだったのです。

The sixでは作家として見てもらえるように、少しトーンを落ち着かせ、今回の展示に合うような品のあるトーンに変更しました。

展示する場所や見てもらう人、また展示の目的に合わせ、同じ作品でも見せ方を変えることはとても重要です。

ちなみに展示台ごと自作しました。段ボールと紙だけで折りたたみの式の台を作りました。台も作品の一部です。この展示のために作りました。

搬入中はとにかく緊張していました。
搬入日は一日。忘れ物をしたらアウト。憧れの展示だっただけにプレッシャーがすごい。
何回も何回も確認。車を運転しながら泣きそうでした。緊張しすぎて泣きそうなのは人生初。正直、はやく終わってほしかったです。

THE YELLOW MONKEYを爆音で聞きながら首都高を走ったのでした。

ぐしゃぐしゃの「100ANIMALS」を作った2007年11月。
それから2年。いろいろありました。

とにかく作りました。
そして、たどり着きました。


2010年12月。「もにまるず」は全国選抜展The sixに出展してきました!


2009年12月10日〜13日 「The six」 四谷 アートコンプレックスセンター




冊子を制作





 The sixは芸術祭とは違い、落ち着いた展示だったものの反応は良いものでした。
もにまるずはもちろん、木製玩具シリーズ「CREATOY」(クリエイトイ)も好評でした。

やりきりました。

夢にまで見た展示に出展できたのです!

家族、親戚、友人、予備校の先生、様々な方をお招きし作品を見ていただきました。
作品の晴れ姿です。

続けてよかった。
毎日毎日毎日毎日、作ってよかった。

ここに出ることを、誰よりも強く望んでいました。

いい作品をつくりたい。たくさんの人に見てもらいたい。

ムサビで1位になり、トップレベルの学生が集まる「The six」に出たい。

一年生からの夢が叶った瞬間でした。
ここまで連れて来てくれた、もにまるずに、感謝しました。




もにまるずは、この時期に新しい大きな出会いがあり、ここから大きく展開していくのですが、それはまた別の回に書きたいと思います。

次回はもにまるずはちょっと出てきませんが、The sixその後のことを少しだけ。
もにまるずヒストリー10:The six その後

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